トータルカオスを知ってるかい?
どうもハウントイズです☻トータルカオスって聞いたことあるんじゃないですか?知ってる人も知らない人も思い出した人もちょっくら聞いてっておくんなまし。おっとそこの君、いきなりネタ切れかなんてヤボな事言うんじゃ((
時は遡る事25年前…マクファーレントイズが着々と軌道に乗り始めた96年頃、メインであるスポーンとは別で突如展開されたフィギュアシリーズ。その名も
〝TOTAL CHAOS〟
〝ヤングブラッド〟や〝ウェットワークス〟などスポーン以外にもフィギュア展開されているシリーズもありましたが、このトータルカオス
原作:なし。
コミックスを原作とせずフィギュアでのみ展開されたシリーズ。当時のマクファーレンはメディアミックスに合わせたブランド展開を主軸としていたため、原作に合わせたキャラクターを必ずラインナップするなどの〝縛り〟があったのもまぎれもなく事実でしょう。
フィギュアがストーリーを創造する。
トータルカオスを直訳すると〝全面的な混沌〟読んで字の如くコンセプトもなくただ善と悪の軍勢に分かれて潰しあう、ただそれだけ。
それだけだからいいんです。
やりたい放題好きなキャラを登場させられる、だからこそ生まれたフィギュアがあるのです。おもちゃをもった子供たちが勝手に世界観を作り出して遊ぶように手に取った人がストーリーを想像する、きっとマクファーレンはファンにそんな思いを込めて作ったはずです。
知らんけどな。
だらだらと長くなりましたがトータルカオスにも簡単な設定はあるのです。
遥か遠くの銀河…そこでは善の勢力〝アコード〟と悪の勢力〝ドメイン〟が終わりなき戦いを続けていた。これはただの戦争ではない。時空を超え、文明を越えて様々な世界より選ばれし戦士たちによるそれぞれの正義をかけた終わりなき混沌の戦いであるー。
シリーズは2年で打ち切られたけどね。
当時はスポーンに並ぶほどの人気シリーズだったようで、もしかすると今頃スポーンの後釜を担う事になってたかもしれない…それほどのポテンシャルを秘めていた気がしなくもなくもなくもない((
異なる種族のイカれたヤツらが特に理由もなく集められて意味もなく闘う…
それってわくわくするよね。
歴史上の名将VSエイリアンなんて構図もあるわけですから。どっちが強いか、誰が勝つかなんて仲間内で盛り上がること間違いないでしょう。特にこの時代のマクファーレントイズにありがちなミサイルギミックがどいつにもこいつにも搭載。
もうこれ実質、ビーダマン。
せめて後世に受け継がれるようなキャラクターが排出されればよかったものの、シリーズごとにキャラは総入れ替えされあまり根強い人気は得られなかった模様。
人気のフィギュアをシリーズ2では文字通り生き残った事として、バージョンⅡでリリース!…なんかしてれば面白かったかもしれませんが、当時の関係者もまさかいきなりここまで失速するとは夢にも思わなかったでしょう。
そんな中、スポーン番外編にゲスト出演したりとコミックに逆輸入されたフィギュアもあります。中でもポーチャーはスポーンシリーズのラストを飾ったシリーズ34でもラインナップされるなどしっかりと爪痕を残しました。
そんなトータルカオスシリーズをこそこそと集めていたので、次回からレビューしていこうと思います。需要ないって?知らんがな、ほなまたな!