HAUNTOYS

アメトイレビュー&カスタムしていきます☻毎日更新継続中

マクファーレントイズもスポーンから始まった。2.0

f:id:haunTOXiN:20191009222814p:imageどうもハウントイズです☻久々の更新になるのですが今回は以前書いた記事をリメイクしようと思います。

マクファーレントイズやスポーンについてまとめた記事で投稿したのは1年以上前になるのですが、

わかり辛れえの、読みづれえの。

この記事もせっかくたくさん読んでいただけてますし1年間でまたスポーンについての愛と知識も深まったので書き直してみようと思います✌︎

Todd McFarlane

f:id:haunTOXiN:20191009230036j:imageスポーンやマクファーレントイズを語る上で彼の存在はかかせない。まずはトッドマクファーレンについてじっくりと紹介させてください。

〝カナダ出身の野球少年〟

〝世界一クールなスパイダーマンを描く漫画家〟

〝ヴェノムを産み出してしまった男〟

著作権が出版社に帰属するアメリカのコミック形態そのものに疑問を持つ〟

〝そして産まれたスポーン〟

〝日本の漫画家と同じくアーティスト主体の出版社イメージコミックを創設〟

他にも数々の逸話や伝説がありますが気になった方は調べてみてください!Wikipediaなどの方が詳しく正確です(丸投げ)これだけは間違いなく言えるのが彼が90年代のアメコミ業界に革命を起こした人物だと言うこと。

TODDTOYSf:id:haunTOXiN:20191009233921j:image

きっかけはいたってシンプルでした。彼らが立ち上げたイメージコミックでトッド自身が手がけたスポーンは大ヒット。翌年93年には初のスポーン商品である「スポーン・モービル」がマテル社から発売されることになりました。

発売されるはずでした。

トッドはスポーンモービルの出来に納得がいかず開発は難航。そして彼はある考えに至ります。

じゃあ自分で作ろう。

クオリティにこだわったアクションフィギュアを自ら製造、販売するべく着手しました。そして1年後の94年には版権管理会社TMP(トッドマクファーレンプロダクション)を立ち上げ、アクションフィギュアに特化したブランドTODDTOYS(トッドトイズ)を設立しました。

そして同年10月にスポーンシリーズ第1弾である〝スポーンウルトラアクションフィギュア〟が全米で発売され大ヒット。その完成度の高さから子供たちにはもちろんそれまでフィギュアを手にしなかった大人までもを巻き込み全世界で熱狂的なファンを増やしました。もちろん日本でその名を轟かせるの日が来るのも時間の問題でした。

f:id:haunTOXiN:20191010001514j:image☝︎今見るとウルトラアクションフィギュアにしては…と思うかもしれませんが当時ではありえないクオリティ。

McFarlaneToys

f:id:haunTOXiN:20191010001458p:imageスポーンシリーズの大ヒットでアクションフィギュアブランドの地位を確固たるものしたトッドトイズは翌年には社名をマクファーレントイズへと改名、以来スポーンだけでなく自社コミックから〝ヤングブラッド(ロブ・ライフェルドがクリエイターを手がける)〟や〝ウェットワークス〟他にもフィギュアオリジナルシリーズとして〝トータルカオス〟などがリリース。

f:id:haunTOXiN:20191010005626j:image☝︎トータルカオスは90年代のアメトイらしさを全開に押し出した隠れた名シリーズ。

f:id:haunTOXiN:20191010010050j:imageその後ムービーマニアクスなど映画シリーズから最近では〝フォートナイト〟や〝ボーダーランズ〟 など人気ゲームのキャラクターや〝僕のヒーローアカデミア〟〝ワンパンマン〟といった日本のコミックスのシリーズまで多岐にわたり展開されています。今年は何が出るか⁈どのシリーズが復活するんだ⁈と毎年ファンを楽しませてくれます。最近はそうでもないけどね…((

SPAWN

f:id:haunTOXiN:20191010010637j:imageマクファーレントイズとは切っても切り離せないものそれがスポーンシリーズ。設立当初94年から2008年まで実に14年もの間マクファーレントイズを支えてきました。スポーンがマクファーレントイズから始まったようにマクファーレントイズもまたスポーンから始まりました。

SPAWN Ⅰ(SERIES1-1994)

f:id:haunTOXiN:20191010010825j:image


f:id:haunTOXiN:20191010015134j:image

f:id:haunTOXiN:20191010015123j:image

f:id:haunTOXiN:20191010015131j:image

f:id:haunTOXiN:20191010015127j:image

記念すべき初代スポーン。改めて見ると完成されたデザインですね、今から20年以上前のフィギュアなのに古さを感じさせないベーシックなデザイン。とりあえず一体飾っておきたいキャッチーさと何体でも集めたくなるようなコレクション性を兼ね備えています。ちなみにこの子は2ndコスチュームにリペイントしています。

f:id:haunTOXiN:20191010010947j:imageこちらはアンマスク版、通称〝ワームヘッド〟です。他にもバットマンに頭をかち割られた〝バーガーヘッド〟やらバリエーションも豊富で、その分プレミアのついたスポーンが多数存在します。有名なところで青いボディにフルマスクの〝ブルースポーン〟や、黒いボディにワームヘッド(稲妻ブリスター)の50thスポーンなど数万円を超えるレア物もあります。

SPAWN Ⅲ(SERIES7-1997)

f:id:haunTOXiN:20191010011047j:image


f:id:haunTOXiN:20191010011138j:image

f:id:haunTOXiN:20191010011146j:image

f:id:haunTOXiN:20191010011150j:image

f:id:haunTOXiN:20191010011141j:image

飛躍的な進化を遂げたスポーンⅢ。バックルのスイッチを押すとマントが開閉するギミック(故障)&右手を一定の角度まで上げると目が発光するギミック(故障)付き!それでなくとも今までと比べてフィギュアとしてのスタイルを重視したスポーンになってます。

ここで今回スポーンを紹介する上での条件がありまして、

・マントが取り外し可能

・フルマスク&アンマスクVer.がある

スポーンだけ集めてるのでマント取り外し不可&ハーフマスクしかないスポーンⅡ&Ⅴはまたの機会に((

f:id:haunTOXiN:20191010021044j:imageケイビー限定のアンマスク版です。ご自慢のギミックを取っ払われた代わりに新規造形の新しいお顔になってます。後にMTCC(マクファーレントイズコレクタークラブ)限定でもリデコ版が発売されたりとフィギュアとしての出来にも定評があったのが伺えます。まさにスポーンⅠの正統進化とも言えますね。

SPAWN Ⅳ(SERIES12-1998)

f:id:haunTOXiN:20191010011244j:image


f:id:haunTOXiN:20191010011308j:image

f:id:haunTOXiN:20191010011306j:image

f:id:haunTOXiN:20191010011316j:image

f:id:haunTOXiN:20191010011312j:image

スポーンⅢが王道を行くならスポーンⅣはまさに邪道。ナンバリングにしてあくまで〝4〟を名乗っておきながらもその見た目はまるでコマンドスポーン。クオリティも劇的に上がっています。スポーンⅠの発売からたったの4年でここまで来たことにマクファーレントイズの技術的進歩の恐ろしさを感じさせられます。

f:id:haunTOXiN:20191010022159j:imageアンマスク版です。歯を食いしばる表情がいいです!スポーンⅠに近いですね。ちなみに顔の汚しが薄い初期生産版にはスコープが付属、濃い方は無しというややこしいバリアントがあります。自分の購入したMTCC限定版はマフラー無しです、ほんとにややこしい。

SPAWN Ⅵ(SERIES20-2001)

f:id:haunTOXiN:20191010012543j:image以前レビューしたスポーンⅥ。このシリーズでスポーンは完成されたように感じます。レビューはこちらから☟

最近原作コミックが300巻を突破し世界で最も長く続いたインディーズコミックとなり、モータルコンバット11にも正式参戦とスポーンの波が来ている気がします((リブート映画の続報は耳にしませんが…

マクファーレントイズも個人的にFalloutシリーズ、DCコレクタブルズとのタッグなど今後の展開に目が離せません。スポーンバブル、また来るといいなあ…