HAUNTOYS

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スポーンという時代を先駆けすぎて踏み台になった映画

どうもハウントイズです☻今月は映画ラッシュですね‼︎日本では先週公開されアカデミー賞を受賞したスパイダーバース、アベンジャーズ4に続く今週公開するキャプテンマーベルに来週公開のTFのスピンオフ、バンブルビーMCUやDCEUなどアメコミ映画は世界的に大ヒット、今じゃアカデミー賞を狙えるほどになりました。

f:id:haunTOXiN:20190311175116j:imageしかし全てのアメコミ原作の映画が世間に評価されたのかというとそうではなく…過去にはついに日の目を見ることなく映画史に埋れていった作品があります。今日はレビューではなくそんな映画の話題。今から約20年以上前に公開されたスポーン ザ ムービーについて話していきたいと思います!

ダークヒーローブーム

今のアメコミ映画の土台を作り上げたのはマーベル作品では「アイアンマン」サムライミ監督の「スパイダーマン」DCコミックではノーラン監督の「ダークナイト」シリーズが有名だと思います。しかしこのアメコミブームの前に訪れたのがダークヒーローブームです。98年のブレイド、2003年のデアデビル、2007年のゴーストライダーなど…その先駆けとなったのが97年公開のスポーンです。

f:id:haunTOXiN:20190311203306j:imageなぜここまで流行ったのかを考えるとおそらく当時は〝アメコミなんて所詮子供向け〟という風潮のせいで大人でも楽しめる作品にしようとした事、また人気ヒーローを実写化するとなると予算やCG技術が足りなかったためかと思われます。最近でもデッドプールや昨年公開されたヴェノムなどもダークヒーローが主人公の作品が人気を得ています。

そんな中先陣を切って撮影されたのがスポーンザムービー。トッドマクファーレン原作コミックのスポーンが出版されたのが92年、そこからたった5年後での映画化となりました。予算は僅か4000万ドル…低予算と言われたデッドプールですら約6000万ドルだったのでいかに低予算だったかわかります。

映画とフィギュア

そして期待と不安の中、満を持して公開されたスポーン。その評価とクオリティはというと…

f:id:haunTOXiN:20190312221139j:imageお世辞にも手放しで喜べる出来ではありませんでした。もちろん良いところもあります!97年当時にしてはよく出来たCG、暗い雰囲気で見ていて不快になるほどのアングラ感、それでいてテーマである「愛」がしっかりと描かれていました。

ですがコミックファンの間でも賛否両論、当然世間からの反応も厳しく…しかしその後のダークヒーローブームを見る限り結果は出せずとも、間違いなくアメコミ映画にその影響を残すことになりました。そしてもう一つスポーンが影響を与えたのがスポーンフィギュアです‼︎

言わずもがなスポーンの人気を確固たるものにしたのが作者マクファーレンが立ち上げたフィギュアブランド、マクファーレントイズ。

☟スポーンとマクファーレントイズについてはこちらをどうぞ

単なるコラボグッズなどではなく映画をテーマにした本格的なフィギュアシリーズが展開されました。当時発売されていたスポーンナンバリングシリーズにも負けずとも劣らないクオリティで、当時のスポーンフィギュアブームもあって人気を博しました!

劇中でかっこよく動くキャラクターを実際に手に取って遊んで飾って楽しめる。これが流行らない訳がない!今でも映画を盛り上げるひとつのコンテンツとなっています。もちろん映画自体の人気ありきでの話ですが((スポーン映画版フィギュアが原因で日本でのスポーンフィギュアブームが幕を閉じた話はまた別の機会に…

というわけでムービーシリーズの中でも個人的に大好きな映画の名場面を再現したプレイセットシリーズをご紹介!((ネタバレ含みます。

f:id:haunTOXiN:20190311152619j:image☝︎グレイブヤード・プレイセット

映画冒頭でクラウンに招かれ、自らの正体を知りアルが墓場でスポーンへと変身するかなりインパクトの強いシーンですが、豊富な付属品で見事に再現。劇中の暮石を叩き割るギミックや棺の中に遺体が入ったボディバッグを収納したりもできます。基本的にフィギュアはシリーズの縮小版なのですが、変身途中のアルに関しては拡大サイズでも出して欲しかったところ((

f:id:haunTOXiN:20190311152624j:image☝︎スポーン・アレイ・プレイセット

見せ場である路地裏でのバイオレーターとの戦闘シーンを再現。一番お気に入りのプレイセットで中でも付属のバイオレーターはフィギュアとしての完成度はもはや本家のデラックスフィギュア以上。アレイもジオラマ並の仕上がりでギミックも多く一番遊べるプレイセットです!見かけたら激ヤバ即ゲットです((
f:id:haunTOXiN:20190311152629j:image☝︎ファイナル・バトル・プレイセット

ラストのクライマックスシーンを再現したセット。バイオレーターはなんと背後のスティックでマペットみたいに操作できます‼︎あとはそんな小道具あったか⁈と言わんばかりに豊富な付属品。スポーンも最後に一瞬だけ登場する頭からスパイクが生えたレアなバージョン。

映画の評判で誤解されがちですが、フィギュアは本当によくできたシリーズです。他にもまだまだあるのでスポーンムービーシリーズも随時レビューしていきます‼︎

リブート映画とスポーンの今後

f:id:haunTOXiN:20190312221235j:image映画公開時もスポーンブームは全盛期、スポーンバブルとも言える時代だったみたいです!コレクターは限定版やバリエーションを追い求めて激ヤバ即ゲット(言いたいだけ)今やマクファーレントイズも時代の波に取り残されつつありますが、噂によるとスポーンシリーズに復活の兆しが。どうやらスポーンを含む過去のシリーズを製作予定とのこと。昨年にはスポーンがカラートップスシリーズにもラインナップされました!

そしてリブート映画の製作です‼︎なんとスポーンの生みの親であるトッド氏自らがメガホンを取り主演にはアメイジングスパイダーマンのエレクトロ役などで有名なジェイミー・フォックススポーンを追う刑事トゥイッチ役にはホークアイ役でお馴染みジェレミー・レナーが出演。映画は3部作構成になるそうでトッド氏曰く「デッドプールPG-13レベルだ」と煽るあたりかなり過激で重い作品になりそう。

撮影開始が延期になったり、予算が1000万ドル(前作ですら予算4000万、デッドプールの約6分の1…)だったりと期待より不安要素の方が大きいですが、自分はスポーンがまたスクリーンに返ってくるだけで楽しみなのでスポーン役の吹き替えを大塚さんにさえしてくれればそれだけで満足です( ՞ਊ ՞)デッドプールやヴェノムが大ヒットした今のアメコミ映画ブームの波に乗ってスポーンバブルが再び訪れる日も近いかもしれません((来ないかもしれませんが…

最後に

f:id:haunTOXiN:20190311204141j:imageここまでで読んでいただきありがとうございます☻映画やフィギュアなど今後の活躍からも目が離せないスポーンですが、もし少しでも興味を持っていただけたなら是非スポーンザムービーやマクファーレントイズを手に取っていただけたら嬉しいです‼︎今後もスポーンのフィギュアレビューや映画の新情報をお届けできたらなと思います‼︎ほなまたな✌︎